ファーストアカウンティングの経理DXソリューション「Remota」が英語請求書のOCRに対応
2023年4月18日
ファーストアカウンティング株式会社
英語で表記された外貨請求書をRemotaにアップロードするだけで国内・海外区分の判定とOCR読み取りを行い、入力効率を大幅に向上
ファーストアカウンティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森 啓太郎、以下「ファーストアカウンティング」)は、経理DXソリューションRemotaにおいて、英語で表記された外貨の請求書への対応を開始したことをお知らせいたします。
英語請求書対応Remotaでは、日本語請求書と同様に帳票定義なしで英語請求書の読み取りが可能です。英語で表記された外貨の請求書についても、Concur Invoiceなどクラウド型請求書管理システムとの連携が可能となりました。これにより、ファーストアカウンティングは、従来の日本語請求書に加えて英語表記の外貨請求書についても現場における「入力レス」を実現しました。
英語請求書対応「Remota」の特徴
- 請求書言語の自動判別機能
- AI-OCRの英語読み取り機能
- RemotaからConcur invoiceへの海外送金に関するデータ連携に対応
対応通貨
アメリカドル、ユーロ、中国人民元、香港ドル、韓国ウォンを含め、2023年2月末時点で合計31の通貨に対応しています。
ブラザー工業様での導入
今回リリースした英語請求書対応機能は、すでにブラザー工業株式会社様で採用されています。日本語・日本円の請求書と同じように、英語・外貨の請求書も、Remotaで読み取りの上他社クラウド型経費精算システムへの連携を実現しています。
ブラザー工業株式会社財務部グループ・マネジャーの加藤氏は次のように述べています。「ブラザー工業では海外取引先に対する経費精算も多くあり、従来の日本語請求書に加えて、英語・外貨の請求書読取が可能になったことで、より多くの請求書の自動読取、コンカー連携をすることが出来るようになりました。経費精算業務の自動化、効率化の一層の推進につながるものと期待しています。」
当社代表取締役社長の森啓太郎は次のように述べています。「ブラザー工業様には当社の英語請求書読み取りサービスをご利用いただき、心から感謝致しております。今後も、当社AIの学習量を増やし、読み取り精度を高め、皆様によりご満足いただけるよう、開発、AI研究チームと共に努力していく所存でございます。」
今後の取り組み
今後は、日本語同等の読み取り精度を目指してAIの学習を戦略的に進めてまいります。また、支払先マスタの引き当てによる読取データ補正の活用など、Remotaの英語請求書対応機能を拡充していきます。
また、今後、海外送金対応を行っている日本のエンタープライズ企業の皆様だけではなく、国内外で事業活動中のグローバル企業のお客様へも経理DXソリューションRemotaを提供することにより、請求書に関する起票の効率化・省力化に貢献し、戦略経理の実現を支援してまいります。
Remota(リモタ)について
経理業務に特化したプラットフォームであるAIソリューション「Remota」は、AI-OCRの機能で証憑を読み取るだけではなく、経理の一連の業務をAIにより自動化することができます。高い読取精度を誇り、確認作業の削減、AIによる勘定科目の自動仕訳で経理業務を効率化します。座標設定を必要とする帳票系のAI-OCRと異なり、深層学習(Deep Learning)によって文字認識精度の向上を図っています。
Remotaの製品カタログをご要望の方はこちらからお申込みください:https://www.fastaccounting.jp/whitepapers/20200905/1358/
■ ファーストアカウンティング株式会社について
「制約を取り払うことで、自信と勇気を与える」——ファーストアカウンティングは、顧客・従業員・社会が抱える制約を取り払うことで、「自信」と「勇気」が満ち溢れる社会を作ることを目的としています。
経理業務の革新と効率化を目的に、ファーストアカウンティングはAIソリューション「Robota」、ならびにRobotaシリーズの機能を組み込んだ業務ソリューション「Remota」を開発し、提供しています。また、デジタルインボイスの標準仕様Peppolのサービスプロバイダーとしてデジタル庁に認定を受けている当社は、Peppolを活用したデジタルインボイス送受信サービスを開発、提供しています。これらのソリューションを通じて、ファーストアカウンティングは企業の戦略経理の実現を支援します。
詳細は下記をご参照ください。
https://www.fastaccounting.jp/