領収書入力・確認の
自動化

領収書の記載内容をAIが読み取り、入力の高速化を実現します。さらに小計+税額と合計金額の整合性チェックや、インボイス制度・電子帳簿保存法に関する要件の確認機能などにより業務の効率化を図ることが可能です。

AIを利用した経費精算業務フロー

1.前処理、2.OCR処理、3.確認・入力補助、4.ワークフローへ連携
  1. 前処理

    OCR処理の前に、AIが必要となる証憑のみを切り取り、読み取りやすいように回転補正を行います。さらに複合機の連続機能などでスキャンした複数ページのPDFファイルでは、領収書だけを自動的に振り分けるなど、OCR処理の前処理を行います。

  2. OCR処理

    AIが領収書に記載されている各項目を読み取り、テキストデータ化します。個別の領収書にあわせたテンプレートの事前定義は必要なく、AI が内容を認識し自動的に読み取りを行います。

  3. 確認・入力補助

    AIが読み取った領収書の記載内容の正確性を確認する作業を行います。また、金額・日付・支払先などの情報からその証憑に対する勘定科目を推論して候補リストを返すことで、勘定科目の入力補助も行うことができます。

  4. ワークフローへの連携

    読み取ったデータは、ERPやワークフローとAPIで連携可能。これにより領収書の内容を手入力することが不要となり、業務の効率化が図れます。

コラム:スマホで撮影した領収書画像のチェック

電子帳簿保存法におけるスキャナ保存制度では、領収書の原本に代えて、スマートフォンのカメラで撮影したデータを保存することが認められています。ただし「紙と同じ程度に明瞭であること」が求められており(改正規則2条6項5号)、これを受けてJIIMAが提示している留意事項では「手振れ」「斜め撮影」「暗所での撮影」「湾曲」「指で情報欠落」「テカリ」が注意すべき点として挙げられています。ファーストアカウンティングの製品は、保存された領収書の画像が上記のような明瞭性に加えて、その他の法的要件を満たしているかをAIが確認することが可能です。

スマホで撮影した領収書画像のチェックに関する画像

導入事例

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