Robotaサービス利用規約

「Robotaサービス利用規約」は、ファーストアカウンティング株式会社(以下「当社」といます。)が運用するRobotaサービスの利用に共通して適用される決まりを定めるものです。

第 1 条(定義)

以下に定義するものを除き、この規約の用語は「ファーストアカウンティングサービス基本規約」に定めるところによります。

  1. 「Robotaサービス」とは、当社が運営し、第3条第1項で定める機能を有するAIサービスをいいいます。
  2. 「Robota規約」とは、この規約(当社HPに掲載し、随時更新され、更新後は、更新後のRobota規約が適用されます。)及びRobotaサービスに関連して当社が定めて利用者に個別に通知し、又は当社HPに公表するRobotaサービスに関する決まりをいいます。

第2条(適用)

Robotaサービスの利用については、ファーストアカウンティングサービス基本規約のほか、Robota規約が適用されます。

第3条(サービスの目的と内容)

  1. Robotaサービスは、企業における会計処理の事務負担を軽減することを目的としたサービスであり、以下を基本的な機能とするAIサービスの総称です。Robotaサービスの利用者は個別契約の定めに従って、その全部または一部を利用することができます。
    1. 前処理AI 帳票画像を種類別に振り分け、余白・角度等を補正する機能
    2. AI OCR  帳票の画像を読み取りテキストデータ等をレスポンスする機能
    3. 仕訳AI  入力した情報から会計仕訳をレスポンスする機能
    4. 確認AI  帳票の合計金額の整合性確認と一定の場合に不正を検知する機能
  2. Robotaサービスについて、当社は申込者に参考となる正確性や処理の時間その他の参考資料を提供します。これらは、Robotaサービスの処理の正確性、目的適合性、処理に要する時間、AIが行った処理の理由の説明可能性等サービスの性能について保証するものではありません。

第4条(環境構築等)

  1. 当社は、利用者との間でRobotaサービスにかかる個別契約を有効に締結した後、個別契約で定めた利用開始日までにRobotaサービスの本番環境サーバ及び開発環境サーバに対し初期構築(利用者がRobotaサービスに接続可能な状態に設定することをいいます。)を行うものとします。
  2. 利用者は初期構築が完了していることを確認し、当社所定の様式により利用の開始を当社に通知するものとします。初期構築完了後5営業日又は利用開始日のいずれか早い日が経過した場合には、当社は、利用者が利用を開始したものとみなします。

第5条(学習)

  1. 利用者は、当社に対して、所定の様式によりAIに追加の学習をさせることを求めることができるものとします。
  2. 当社は、前項の求めがあった場合には、利用者の求める効果と学習の必要性とを勘案し、必要と判断する場合にこれに応じるものとします。
  3. 前項により行う学習についての費用は、当社と利用者が協議の上決定するものとします。
  4. 前各項の定めに関わらず、当社は、利用者から得られる情報を、利用者等の企業名及び個人名を識別できない形式に加工した上でRobotaサービスにかかるAIの全体的なパフォーマンス向上のために利用することができるものとします。なお、係るデータは日本国内に保存するものとします。

第6条(サポート)

  1. 当社は、Robotaサービスの一部として当社の営業時間において、利用者からのメールまたは電話による利用方法や操作に関する質問に回答するサポートサービスを提供します。
  2. 当社は、当該サポートについて、目的適合性や問題解決の確実性について保証するものではありません。

2021年9月1日制定
2023年2月1日改訂